都市型ダム・金城ダム

てぃーだスタッフ

2007年10月11日 17:49





気持ちよく晴れた昼下がり、金城ダムに行ってきました。
こちらのダム、驚くべきことになんと、那覇市内にあるんですよ。

那覇といえば沖縄県の県庁所在地。それなりに都会です。
そんな那覇の中にダムがあるなんて・・・!

しかも世界遺産である首里城も近いです。かなり。
そういったこともあってか、堤体も石垣をオマージュした感じになってます。

と、いうわけで金城ダムのご紹介です。


民家がすぐそこ
近所に住んでいると何も感じないのですが、これって実はすごいことなんだと思います。
ダムの隣には普通に民家があります。ダム=山奥という観念は池に捨てましょう。



二つの池に分かれてます
ご覧のように、金城ダムは2つの池に分かれています。
左側の上池と、右側の下池ですね。
下池の方が大きく、ウォーキング中のおっちゃんも何人かいましたが、上池の方は人影がまばらでした。
実はあまり知られてないのでしょうか・・・?




資料館
まずは資料館のご紹介。
小さいダムですが、ちゃーんと資料館があるんです。
屋根の上ではシーサーが見守ってくれてます。




館内はこんな感じです。クーラーが効いてて涼しかった!!
そんな大きくはないですが、結構いろいろインタラクティブな資料があります。




その1.ダムシアター
でっかいテレビが設置されています。
左下のスイッチを押すと、金城ダムの資料映像がみることが出来るようです。
うちに欲しいなぁ。。






こちらはタッチ式の資料閲覧パソコンです。
イヤホンも用意されてるので、周囲を気にすることなく、思うがままにダムに関する資料を観覧することができます。
ま、資料館には僕ら意外だれもいませんでしたが。。






これが一番面白いです!!
金城ダムの監視カメラをここで動かすことが出来ます。
監視員になった気分でテンション上がりました。
連続した操作は故障の原因になりますので、気をつけてくださいね。







石畳と石橋
城下町のダムということもあって、ダム内にも遺跡的なものが残っています。
こちらの石畳は丘の上の首里城に向かって伸びていました。






こちらは石橋。奥にかかってるのが見えますでしょうか?
結構風情があると思います。
昔の役人さんはこの上を通っていたのでしょうか。




上から見るとこんな感じです。
こんなのどうやって作るんでしょう・・・?
職人技だと思います。






こんな石垣もありました。まさに首里城を彷彿とさせる石灰岩の石垣。
確認しておきますが、ここはダムです。




金城ダムは景観賞も取っているようです。納得の結果。



下池
はじっこから下全体を見渡します。
ここは階段でななく、なだらかな坂となっていました。
きっとここを土を積んだトラックが走っていたんでしょうね。




右を見るとこんなんなってました。
これはどういう風に使われるんでしょねー。
水が流されるんでしょうか?
ちなみに白い鳥が一羽こちらの坂の上を歩いていました。




階段はかなり急になっています。気をつけてくださいね。



上池
奥に進むと上池が見えてきます。
実はダムの近所に住んでいるのですが、奥にまた池が広がってるとは知りませんでした。
穴場・・・?




鼻の穴みたいなのがありました。
水かさが増えたとき、ここから下池に流れていくのでしょうか。




沖縄色丸出しの休憩所がありました。
沖縄の公園の日陰といえばこれですよね。
ちょっと休憩。




草むライダー
帰ろうとしているとちょうど良い芝生の丘を発見!!
これは滑らないわけにはいきません。
急いで車からダンボールを持ってきました。




はしゃぐ新てぃーだスタッフのオナガさん(27)。
いくつになっても楽しいものです。




これが本当の陸サーファー。




金城ダムは地元になじむ、とても良いダムでした。

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